Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

希望は過去にしかない

最近はわりと面白い本が多くて、楽しいなぁ。新しい本にもいいのはたくさんありますが、復刻モノも異常にアツい。ドゥルーズ/ガタリの本が、小泉義之さんによる『意味の論理学』、宇野邦一さんによる『アンチ・オイディプス』、ともに新訳、しかも河出文庫から出てるし。即座に注文した。以前の訳本の刊行からちょうど20年経ってるわけだし(「意味」は'87年、「アンチ」は'86年)、過去の遺産を新たな文脈で読んでいきたいところだよなぁ。

意味の論理学 上 (1)

意味の論理学 下 (3)

アンチ・オイディプス(上)資本主義と分裂症

アンチ・オイディプス(下)資本主義と分裂症

音楽でいえば、ますます高柳昌行さんがアツかったりしますね。今日は新入荷のお知らせを受けて3枚購入したりして、延々聴いたりしてます。JINYADISCを見てると、いろいろあります。そのあたりの事情は、「1975年の高柳昌行 01」を読むと、なかなかに感動的です。いまや、iTSで高柳を聴けたりしちゃうんだよねぇ。すごい世の中であります。『汎音楽論集』も出てたりしちゃってる。
汎音楽論集

フラワーガール